Zuiko Digital 7-14mmは最短撮影距離が25cmだ。このレンズをE-300に付け、最短でフクジュソウを撮影したのが上の写真(絞り開放)。もう少し寄れたらまた違った写真が撮れると思っていたので、今日はちょっとした細工をしてみた。といっても高価なレンズだから、レンズをいじるのは、はばかられる。
そこで、スペアのE-1のマウントをゆるめて、スペーサーを間に入れてみた。ほんの1mm程のスペーサーをかますだけで、レンズ直前まで寄れるようになった。最短撮影距離は18cmぐらいだろうか。(レンズ前3cmぐらい)
問題は電気接点がうまく押し込まれずに、絞りやフォーカスがが動かせないことだ。それでも絞り優先オートはちゃんと効く。他のカメラでフォーカスを最短にしてから改造したE-1につけて撮影したのが下の写真だ。(絞りは開放)
今日は試しということで、それ以上はいじらず、E-1も元の状態に戻した。構造を見ると電気接点も1mmぐらい前に出すのは極めて簡単そうである。場合によっては7-14mm専用のボディーを作っても良いかなと思った。ただし、画角は接写ではやや狭くなる。これは35mmにシグマの15mmなどの寄れるレンズを付けた時も同様だからしかたがない。
ただこの種の改造はメーカーの保証の限りではないので、試したい人は必ず自己責任でやってほしい。
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