国蝶オオムラサキの食樹であるエノキは道路沿いなどにもよく生えるので、道路整備の一環で切られてしまうことも多いようだ。昨年、お気に入りだったエノキの木が切られて残念に思っていた場所のすぐ近くで、道沿いにいくつかあったエノキが全て切られてしまっていた。エノキはオオムラサキやゴマダラチョウの幼虫をはじめ、多くの昆虫の食草となっているので、何とも残念だ。
根元の落ち葉がすっかり片づけられていて、残った幼虫を見つけることもできなかった。
E-1 11-22mm
◎偕成社より虫から環境を考えるというシリーズの一つとして「雑木林を飛ぶオオムラサキ」が出版されます。
◎京都大学21世紀COEプログラム「生物多様性研究の統合のための拠点形成」
公開シンポジウム「擬態と幼形成熟 - 昆虫の多様性の世界 - 」
海野は3月10日「似て得をする?」という題で17:20-18:00に講演します。他にも面白い講演がたくさんあります。一般の方も無料で参加できます。プログラムはこちらから。
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