サクラの小枝にシャクガの幼虫を見つけた。種名はちょっとわからない。小さな枝によく似ていて普段なら見つけにくい所だが、この幼虫は、どうしたことか、妙な場所にとまってしまったために、よく目だっていた。
交差した2本の枝が引っかかった状態になっているが、ちょっと強い風が吹けば、勢いよく離れてしまうところ。何とも危なっかしい場所にとまっていることに、この虫は気づいているだろうか。もし、こちらに危険を感じて、しょうがなく静止の姿勢をとっているのだとしたら、早いうちに離れた方が彼のためだ。そう思って軽く撮影してその場を離れたが、10分後に戻っても同じ姿勢のままだった。
ずっとこんな場所にとまり続けていられるものではない。おそらく、今日の暖かさで移動したのだろう。今日は軽く雪が降ったが、時々雨になったりもした。また、地表の温度が高いようで、雪は全く積もることはなかった。
14n マイクロ105mm
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