一昨日の撮影では、幼虫や蛹は巣板の奥の方に集まっていて、外側からはまるで見えなかった。そこで今日は内視鏡を使いクロスズメバチの巣内撮影にトライしてみた。巣板のすき間はちょうどアトリエにある内視鏡の太さくらいなのだ。
だが、内視鏡を入れたとたん働きバチは大騒ぎ。やはり巣の外から見ている時とは応対が違う。ハチたちはレンズの前に齧りついて怖いくらいだ。内視鏡は非常に暗いためファインダーは何も見えない。全くの勘で撮影を続けたが、ほとんど働きバチに視界をふさがれてしまっていた。写真は数十枚写したなかで比較的視界が良好だったもの。手前には大きく育った幼虫が、奥には蓋がされた蛹の部屋が見えている。うまくハチを落ち着かせながら撮影できれば、非常に面白い世界が写せそうだ。また近くトライしてみたい。
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