サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

オオムラサキ幼虫の脱皮

オオムラサキ幼虫の脱皮
2004年08月17日

数日前の雨と夜の寒さで、小諸もすっかり秋のモードに入った。
 庭の餌台から突然オオムラサキが消えてしまった。すでに寿命を終えてしまったのだろうか。
 今年はオオムラサキを再撮影しているけれど、まだ産卵も撮影していないから困ったなと思った。
 エノキの木を見ると何と3令幼虫がいる。2令で脱皮しそうな幼虫もいた。
 今回は連続で撮るつもりはなく、良いシーンが1カットあればよいと思っている。そこで外で撮りたいのだが、2令幼虫は10mmもない。脱皮も夜になりそうだ。そこで不本意だが室内で撮影することにした。
 脱皮開始は夜の9時半。上から4枚は1分おきに撮影したもの。脱皮開始から終わりまでだいたい3分だ。
 下は約2時間後向きを変えて脱皮殻を食べる幼虫。面白いことに最後(右下)は残った脱皮殻を口でくわえて捨ててしまった。
 脱皮直後は体はそれほど大きくならないが、頭はずいぶん大きくなる。特に角が長くなる。幼虫の皮膚はある程度伸びるが、頭は固くて、脱皮しないと大きくなれないからだ。
E-1 OMアダプター、ZUIKO80mm4.0マクロ

10日発売の雑誌
◎Be-PAL 今月号はE-1で撮る水 
◎コマーシャルフォト E-1で4ページ

関連タグ
小諸周辺
旧北区
前日
翌日

お知らせ

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。