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海野和男のデジタル昆虫記

アサギマダラ(E-1 Sigma8mm)

アサギマダラ(E-1 Sigma8mm)
2004年08月16日

アサギマダラが高原に集まる季節だ。高原に咲くヒヨドリバナの蜜を十分に吸い、南へ飛び立つための休養をとっているのだ。
 久しぶりにアサギマダラを撮りたいと思って湯の丸高原に出かけた。今日はE-1につけるとちょうど対角線魚眼となる8mm円周魚眼をE-1に装着することにした。
 このレンズの最短撮影距離は20cmだから、フイルム時代にぼくの標準レンズだったSigma15mmの15cmには及ばない。それでもキャノンの魚眼と同等に近づけるからそこそこは使える。
 けれど、対角線で180度になる魚眼はフイルム時代はよく使ったが、デジタルになってからはほとんど使っていない。というより、そのような魚眼レンズは昨年秋登場のDXニッコールの10.5mmをおいて他になかったのだ。DXニッコールの10.5mmも購入したが、冬だったのでほとんど撮影しなかった。
 普段は15mmの魚眼をデジタルでも使ってきた。これだと画角は23mmぐらいになり、チョウもフイルム時代より大きく写せるので、ワーキングディスタンスも長くて良い。そんな楽な撮影方法に慣れてしまった。
 慣れというのは恐いもので、久しぶりの魚眼はどうも勝手が悪い。
 今日は最初のうち、空の雲がとても綺麗だったのに最短撮影距離まで寄れない。チョウに逃げられてしまうのだ。後半がんばって何とか最短撮影距離付近まで寄ることができた。久ぶりのチョウの作品はいかがだろうか。

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