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海野和男のデジタル昆虫記

クビナガオトシブミ

クビナガオトシブミ
2004年05月18日

夕方高嶋君が格好いいオトシブミを見つけた。クビナガオトシブミであろう。
 このオトシブミは東京の高尾山に多く、30年ほど前に16mmの映画を撮る手伝いをしたことがある。写真もそのころ、よく撮影した。
 当時はアカクビナガオトシブミと呼んでいたが、たぶん同じものだ。高尾ではアブラチャンの葉に多かったが、今日の植物はどうやらコナシのようだ。
 オトシブミの仲間はかなりいろいろの植物につく。例えばナミオトシブミは東北ではミヤマハンノキに多く、ちょっと山には入ればごく普通に見られる。小諸や前にいたことのある茅野ではクリやシラカバに多く、北海道ではミヤマハンノキとシラカバだった。気候によっても違うのだろうが、場所によって遺伝的な嗜好性はないのだろうか。
10D 100マクロ

◎岩波ジュニア新書で「デジカメ 自然観察のすすめ」を執筆中。入校が終わり6月20日発行予定。ちくま新書では「昆虫の世界へようこそ」がやはり夏前に発売。両方とも写真がたくさん入ったカラー判です。

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