川岸の石にフタオカゲロウの抜け殻がたくさんついていた。まだ成虫の群飛は見ていないから、水の外に出はじめたところなのかも知れない。近くに皮をぬいだばかりと思われる亜成虫の姿もあった。
カゲロウは不完全変態で、幼虫から成虫になるが、その間に亜成虫という段階がある。水から出た幼虫は皮を脱いで亜成虫となり、亜成虫がまた皮を脱いで成虫となる。亜成虫は写真のように翅があり、ちゃんと飛ぶことができる。全体が薄い皮をかぶったような、何だか不思議な感じの虫である。川辺にちょっと休んでいると、亜成虫らしい虫が次々空に向かって飛び上がっていくのが見えた。
D1-X 200mmマクロ
◎「海野和男とクラシックカメラ」
2001年から2002年にかけて最も力を注いだ本です。クラカメで撮影した小諸 の自然や昆虫の写真集。クラカメ図鑑としても使えます(こちらは野外でデジカメで撮影)。写真はデジカメも含め全てデータ付き。ホームページで直販する ことにしました。
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