木の幹にもチョウがびっしりついていた。この谷間は他の場所と比べ湿気が多いらしい。木には苔がつき、足もとにはヤマドリゼンマイみたいなシダ植物が生えている。
日陰の木に、社交が少し射すと、蝶は翅を広げ、翅を振るわしはじめた。体温を上げているのである(中央上のチョウ)。
蝶は変温動物だから体温は気温より少し高いぐらいである。けれど飛ぶためには体温を35度以上に上げなければならない。そこで日射しを利用したり、体を震わすことで筋肉の温度を上げるのだ。
E-1 50マクロ+1.4X
◎「海野和男とクラシックカメラ」
2001年から2002年にかけて最も力を注いだ本です。クラカメで撮影した小諸 の自然や昆虫の写真集。クラカメ図鑑としても使えます(こちらは野外でデジカメで撮影)。写真はデジカメも含め全てデータ付き。ホームページで直販する ことにしました。
こちら FONT>をご覧下さい。お買い求め頂ければ嬉しいです。
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