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海野和男のデジタル昆虫記

オオカバマダラの死

オオカバマダラの死
2004年03月04日

越冬地の真ん中を小さな小川が流れていた。そこはチョウで満ちあふれている。水を飲んでいるのだ。
 流れは結構速い場所もあり。水飲みも命がけである。翅が水について、表面張力で飛び上がれなくなるチョウもいる。吸水には体を冷やす役目もあるが、ここでは気温が低いので体が冷えてしまっては大変。翅を振るわして体温を上げながら水を飲んでいる。
 写真のオオカバマダラは水に浸かってしまい流される寸前。つかまる間もなく流されてしまうのを何回も見た。写真のチョウはしっかりと岩につかまったらしい。
 撮影の後死んでいると思ってとってみたら、ものすごくしっかりととまっていて、生きていたのにびっくりしてしまった。チョウも生きるのに必死である・

◎「海野和男とクラシックカメラ」
2001年から2002年にかけて最も力を注いだ本です。クラカメで撮影した小諸 の自然や昆虫の写真集。クラカメ図鑑としても使えます(こちらは野外でデジカメで撮影)。写真はデジカメも含め全てデータ付き。ホームページで直販する ことにしました。
こちらをご覧下さい。お買い求め頂ければ嬉しいです。

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