昨日ボルネオから東京に着き、今日は久しぶりに小諸に戻った。東京は朝は小雨が降っていたが、こちらに来たらよい天気になった。緑一色の熱帯雨林を歩いてくると、日本の秋は何と色が豊富であるかと思う。
思ったより秋が深まっている。秋の写真をまだあまり撮っていないから、アトリエに戻る前に何枚か撮影することにした。浅間山がくっきりとその姿を見せていたので、久しぶりに菱平に行ってみた。ここは昨年定点撮影していた場所である。
高峰や湯の丸も行ってみたが、標高の高いところはもう紅葉は終わっていて、木々は丸坊主。結局30枚ほど撮って終わりにした。デジタルカメラになって写真の枚数が増える人が多いらしいが、ぼくの場合は逆である。画像を確認して良ければそれで撮影終了。露出補正は自分で思った値に設定する。それで明るすぎれば補正し直す。フイルムの時は心配でたくさん撮った。
デジタルカメラでは良いなと思ったらシャッターを押す。プレビューで確認して良ければ、露出を変えて取り直す必要はないのである。それよりも被写体に集中することが重要だと思う。
とはいうものの液晶の見え具合はカメラによって異なるから、自分のカメラの液晶の癖を覚えておいた方がよい。明るすぎたり暗すぎたりする液晶が多い中、E-1の液晶の見え具合は、仕上がり写真ととても近いのが助かる。
E-1 14-54
ボルネオで撮影した写真は、今月20日頃発売のデジタルフォト「自然のワンダーランド」で発表しますので見てください。
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