昨夜、灯りにボルネオオオカブトがやってきてびっくりした。
まさかボルネオオオカブトをムルで見つけようとは思ってもいなかったからだ。
3本の角を持つこのグループのカブトはマレー諸島に3種分布している。一つは広い範囲に分布すアトラスオオカブト、マレー半島、スマトラ、ジャワの高地に分布するるコーカサスオオカブト、そしてボルネオのボルネオオオカブトである。
いずれもとてもよく似た形態で、スンダランドと言われるこの地域にあった大きな大陸が、海水面の上昇や沈降で、島になったり、陸続きになったりした結果種分化したものに違いない。
ボルネオオオカブトはぼくの知っている範囲では標高800m以上の高地に分布するカブトムシである。それが標高50mもないムルにいたのだからびっくりしてしまった。
E-1 50−200ズーム
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・デジタルphoto専科 「自然のワンダーランド」4ページの連載です。今月は「道端の小さな秋」
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