夕刻ヤブカの蛹化を撮影。カの蛹化は見たことはなかったが、なかなか面白いものである。
通常の昆虫と同じく頭の後ろから脱皮ははじまる。最初から最後まで3分ぐらいしかかからないから、昆虫の中でもかなり短い蛹化時間である。最後にサッと身を翻して水面に向かう。これは一瞬のことで、2度目でようやく撮影ができた。脱皮殻には気管が抜けた後の白い細い管が残っている。水中にすむボウフラもも昆虫であるから気管があるのだなと改めて思った。けれど一般の昆虫と違い、その管はボウフラが酸素を取り入れる尾端につながっている。
キャノンD60 65mmマクロ
◎「海野和男とクラシックカメラ」
2001年から2002年にかけて最も力を注いだ本です。クラカメで撮影した小諸の自然や昆虫の写真集(小諸日記のクラカメ版)で、自信作です。ハードカバー208頁A4の大型本で、見かけも立派です。クラカメ図鑑としても使えます(こちらはDimage7とE-20などのデジカメで撮影)。写真はデジカメも含め全てデータ付きです。本屋さんでは入手が難しそうなのでホームページで直販することにしました。
こちらをご覧下さい。お買い求め頂ければ嬉しいです。
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