水底に映るアメンボの影を撮影することにした。水底の影は足の先が大きい丸になるのが面白い。これは表面張力で芦の部分の水が凹んでいるからだ。交尾中なのでメスの脚の影が4つ、後ろに小さくオスの後ろ脚の影が2つ出ている。
水底と水面とはカメラからの距離が異なるから両方にピントを合わすのは難しい。そこで今日はあおりレンズを使ってみた。このようなレンズは普段は使わないけれど、以前ハキリアリの行進を撮ろうと購入したものだ。
昆虫写真はマクロと広角が1本づつあれば95%はOKなのだが、残り5%はこうしたレンズや改造レンズで撮る。だから普段は使わないたレンズもたくさんある。ところでこのレンズは新発売のキャノンのデジタル一眼レフより高い価格だ。キャノンD60、TS90mm。
◎「海野和男とクラシックカメラ」
2001年から2002年にかけて最も力を注いだ本です。クラカメで撮影した小諸の自然や昆虫の写真集(小諸日記のクラカメ版)で、自信作です。ハードカバー208頁A4の大型本で、見かけも立派です。クラカメ図鑑としても使えます(こちらはDimage7とE-20などのデジカメで撮影)。写真はデジカメも含め全てデータ付きです。本屋さんでは入手が難しそうなのでホームページで直販することにしました。
こちらをご覧下さい。お買い求め頂ければ嬉しいです。
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