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海野和男のデジタル昆虫記

雨の中のオオカマキリの幼虫

雨の中のオオカマキリの幼虫
2003年05月14日

雨が降り続いている。何か被写体がないかと庭に出てみた。防滴構造のE-1であるから濡れても大丈夫だろうとマクロ50にフードのみつけた。
 オオカマキリの幼虫はもう随分大きくなって、もう一回脱皮すると成虫になるまでに育っていた。うまい具合に庭のユリにとまっていたものを一枚撮影。昆虫たちは特に雨宿りをするものは少なく濡れっぱなしのものが多い。雨が激しいと蝶などはブッシュに潜り込んでしまい、その姿は見えない。
 昔の話だが、防滴構造のカメラやレンズの場合、逆に入った水は出にくく、一度曇ったレンズは一日たっても曇りっぱなしと言う経験がある。けれどこのE-1の防滴はかなり優れていると思う。1ヶ月ほど前に、前も見えないような大雨に遭ってしまい、これは困ったとカメラをひたすらかばったが、服はもちろんカメラもびしょびしょになった。ところがレンズは全く曇らず、曇ったのは脱着可能なアイピースのみであった。
 しかも次の朝湿気が多く、急に気温が上がったのに屋外に出して曇ったのはレンズの前面のみ。他のカメラは全て30分ほどはレンズ内部の曇りがとれなかった。これは熱帯などでは重宝すると思った。熱帯ではカメラをクーラーのきいた室内から外に出すとレンズもミラーもくもってしまう。そこでカメラはいつも逆に湿気のある風呂場においておくなどの処置をとっている。今度はカメラも室内におけるかも。


◎NHK教育テレビ 「人間講座 虫たちの地球」再々放送。土曜午前1:50〜2:15
第8回 虎の威を借る8月16日  7月30日にも午後2:00〜2:25に再放送

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