ナミテントウやナナホシテントウに触ると手に黄色(ナナホシテントウ)や赤い汁(ナミテントウやカメノコテントウ)が付くことがある。これは彼らが身を守るために出す防御物質である。いってみれば生物化学兵器なのだが、人間の作るものと違って、ちょっと苦くて、くさい臭いがするだけであるから、手に付いたからといって大騒ぎするほどのものではない。皮膚がかぶれることも普通はないと思うし、その手でなんか食べたからといって、体に変調を来すこともないだろう。
この汁はテントウムシの脚の関節から出るようである。今日はその部分のアップを撮影してみた。
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