立科町の田んぼから夕方の浅間山を撮影した。上が新発売のキャノン10D、下がオリンパスE-20での撮影である。（設定は両機種ともデイライト、画像はオリジナルを小さくしただけで補正はしていない。）色は若干違うが、どちらがよいともいえない。もっとも異なるのはアスペクト比という縦横の比率である。一般に一眼レフデジカメは3：2，E-20やDimage7は4：3である。例えば全紙にのばすと、一眼レフデジカメの場合は左右を切るか、上下に無駄が出る。解像度で見ると10Dが600万越え、E-20は500万だが、縦のピクセル数はほとんど同様だから、左右を切ればその差はほとんどないと言うことになる。
撮影目的によって、またどんなサイズがよいかによってデジカメを選ぶとよいだろう。ちなみに昆虫は4：3の方が良く収まると思う。風景は構図により様々だなと思う。
実は先日ヨドバシカメラのWEBを見ていて、EOS10Dの予約ボタンを押してしまったのだ。それが今日届いたというわけだ。キャノンのデジカメは雑誌の仕事で何回か使ったが、入手したのは初めてだ。デジカメについて語る機会も多いから、いろんなデジカメに触っておきたいとはいつも思っている。値段が随分安くなったので、レンズは色々あることだし、まあ一台ぐらい持っていても良いと思った。
D60と比べて10万円近く安くなったのはすごい。使った感じだが、AFは確かに速くなった。けれどMF派のぼくにはあまり関係ない。世間ではボディーが高級感をましたと言われているが、D60との差はあまり感じられない。強いて上げれば、色がD60の方が派手で、メリハリがある。（標準設定で）これはどちらがよいかは好みの問題であろう。
よい点はRAWとJPEG同時記録である。後から専用ソフトでJPEGを抽出するのである。ニコンのソフトでバッチ処理で作るのとあまり変わらない気もするが、結構早くできるのはよい。D60と比べて悪い点はないが、D60を持っている人は特に買い換える必要はないかなとも思った。むしろD60の在庫が極端に安くなったら買いかなとも思う。
◎BROBA 「Nature & Image」
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