再び房総へ行った。今の季節、小諸以外で撮影、あまり時間がないというとなると、どうしても暖かな房総に行くことになってしまう。
あいにくの天気で撮影はほとんどあきらめオオキンカメムシの越冬を再び探した。この前はテレビの取材でほんのちょっとツバキを見ただけだったが、良く探すと特に何の種類の木というわけでなく、様々な木で見ることができた。1枚の葉に一番多かったのがこの写真の5匹。
ところで調べてみるとオオキンカメムシは夏は日本海側、冬は房総以南の海岸の樹林に集まるのだという。アサギマダラと同じように移動する昆虫なのである。幼虫はアブラギリと言う植物しか食べないらしい。ところで越冬中のカメムシは何も食べないのだろうかと不思議に思う。とまっている葉を見ても、汁を吸われた痕跡が見つからない。
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