ヒメアカタテハは決まった越冬態を持たないチョウだ。暖かな地方では通常幼虫で冬を越す。幼虫はあまり低い温度には耐えられないらしく、小諸あたりで冬を越せるかどうかははっきりしていない。
秋に幼虫がたくさんいたヨモギを探してみると、5mmにも満たない幼虫が葉を綴った巣の中にいるのを見つけることができた。11月末頃に産み付けられた卵から孵ったものと思われるが、果たして冬を越せるのだろうか。
ヒメアカタテハは移動性の強い種で、ヨーロッパなどでは春と秋にアフリカ北部あたりとの間で渡りが見られる。分布を拡大しようと言う意欲の強いチョウらしく、世界中の温帯に広く分布しているチョウだ。
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