夜になってから、アトリエの庭のサクラの木の枝で交尾中のフユナミシャクのカップルを見つけた(たぶんナミスジフユナミシャク)。メスの羽は小さく縮れている。これは羽化が失敗したわけではなく、この仲間に共通していることだ。冬に出るシャクガのうち、最もメスの羽が短いのはフユシャクの仲間、ついでフユエダシャクの仲間、このフユナミシャクの仲間が、これでも一番長い方だと思う。
7時半頃には交尾が終わってしまったが、メスがかなりのスピードで歩くのにびっくり。そういえば随分長い足をしている。
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