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海野和男のデジタル昆虫記

ツリフネソウとマルハナバチ

ツリフネソウとマルハナバチ
2002年09月11日

少し湿り気のある山道などにはツリフネソウが多い。何とも不思議な形、鮮やかなピンクの花を咲かせる。
 この花には、コマルハナバチなどやや小型のマルハナバチが専門に吸蜜にやってくる。というよりも、植物自体がマルハナバチのために花の形とサイズを設計したのだろう。花の奥にある蜜を求めてハチが潜り込むと、内部天井にある雄しべに毛だらけの背中がこすれて大量の花粉がつく。ちゃんと花の入り口から入っていけるのは、このサイズのハチだけのようだ。
 少し大型のマルハナバチが、蜜源のあたりの壁を破って蜜を集めているのを見たことがある。花にとっては、こちらはルール違反な迷惑ものに違いない。

◎10/5PM3:00より
新宿ミノルタフォトスペースにてデジカメ教室
この模様をNature & Imageコミュニティーのチャットでリアルタイム中継します。
皆様の質問にもお答えします。

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