20日に長野放送の取材でアサギマダラを撮影に行ったが、山の上は13度という寒さで全く会えなかった。是非もう一度というので今日行って来た。
アトリエの庭にヒョウモンチョウの仲間などが山から下りてきているのでちょっと心配だった。アサギマダラは暑い夏の盛りを高原で過ごし、8月末頃から移動をするチョウである。具合がよいことに今日は結構な数がいた。けれど真夏に林の中でふわふわ飛んでいたのとは違って広い草原にで吸蜜し、結構敏感であった。驚くと空高く舞い上がりそのまま南の方向に飛んでいくものもあるから、もう移動が始まっているのだろう。今いるのは真夏にいたのとは違う個体で、もっときたから飛んできた移動途中のものかも知れない。（円内はベニヒカゲのメス。8月末に多い高山蝶である。）
◎海野和男とクラシックカメラは人類文化社から７月発売予定でしたが、進行が遅れております。発売は9月下旬になると思います。A4判上製カラー208ページという豪華本で、値段は3600円。デジカメで野外で撮影したカメラの写真が百数十台、そのカメラにフイルムを入れて撮影した写真が400枚以上、全てデータ付きでカラーで掲載。昆虫、植物などの自然写真です。その多くはアトリエのある小諸周辺での撮影です。
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