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海野和男のデジタル昆虫記

幹に刺さったハチの産卵管

幹に刺さったハチの産卵管
2002年02月16日

エノキの幹にたくさん穴があいていた。直径5ミリほどの小さな穴だ。何か虫があけたものだと思うが何だろう。
 そして穴の近くには右の写真のようなものがたくさん突き刺さっていた。これも謎の物体だったが、よく見ているうちにハチの産卵管ではないかと気がついた。木の根本からは大きなハチの翅もいくつか見つかった。幹にたくさん穴をあけた虫に寄生するハチが産卵管を残したのだろうか。または、幼虫が木の中を食べるキバチの産卵管なのかもしれない。
 しかし、いずれにしてもハチが産卵管を残す理由がよくわからない。産卵中に鳥や虫に食べられたのだろうか。

◎「虫たちの惑星」
自費出版の写真集です。昨年作成の自信作です。レイアウトも全て海野がやりました。詳細、申し込みは小諸日記のトップページから。

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