昨日に引き続きクラッシックカメラを撮影。今日はさほど古くはないローライを撮影した。
ツアイスレンズで有名なローライだが一眼レフの世界では日本の一眼レフとの競争に負け、現在は35mm一眼レフは製造していない。写真左上はSL35というローライとしては初めての35mm一眼レフ。1970年製造。レンズはシュナイダーのクセノンとアンギュロン。右上はSL35M、SL35と比べ安価であるが仕上げは良くない。レンズはディスタゴン35mmf1.4。左下はSL2000Fという斬新なスタイルのカメラ。1981年の製品。これは日本で販売される前に香港で購入したものだ。レンズは200mmテレテッサー。右したはSL66。66判であおりも効くし、レンズもアダプター無しでリバースして接写に使えるという優れもの。現在でも標本撮影などではよく使っている現役だ。1971年頃の製品。
昔はカメラは一生ものであった。そして今でも古いカメラも問題なく使える。オートフォーカス、正確な自動露出の現在のカメラのほうが仕事の撮影には楽だが、触る楽しみは何と言っても古いカメラである。
「クラッシクカメラで撮る自然写真」(仮題)、2002年春出版予定
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