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第2回 アメリカのヨガブームを受け日本でもヨガ市場は拡大している(2)

  • 2008年6月1日
アメリカのヨガブームを受け日本でもヨガ市場は拡大している。
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アメリカのヨガ人口はおおよそ1500万人、日本では20〜25万人といわれている。近く100万人に達するという予測もある。とにかく毎年20%台の伸びは期待できる静かなブームなのである。男性がヨガの機会にめぐまれない状況のなか、「男のヨガ」に火がつけば一気に社会現象になる可能性もある。
そんな中、アシュウタンガヨガのケン・ハラクマ氏が「メンズヨガ」という面白いヨガ本を出版した。
ヨガサロンに出入りしにくい男族のために日常の行動にヨガ的動きを入れ、ヨガろうというものだ。

第2回

ハリウッドスター、スポーツ選手が夢中になるbudokon再び日本上陸!!

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budokonは、ヨガと武道、瞑想をコラボレイトした新しいホリスティック・ヨガです。
ヨガの呼吸法、アーサナ(ポーズ)で体を静かに深く調整していき、後半は空手のさまざまなポーズをリズミカルに、徐々に激しくワークアウトしていき、最後に瞑想で締めくくるというのが、大きな流れです。
「マインド、ボディ、パワー、スピリット」を同時に鍛錬する画期的なトレーニング方法。
budokon創始者Cameron Shayne(キャメロン・シェイン)のもとには、コートニー・コックス、ジェニファー・アニストン、メグ・ライアン等ハリウッド著名人をはじめ、多くの人々が集まっています。

昨年8月日本にボランティアの招きで初上陸。今年4月末から2週間日本に滞在、ワークショップやティーチャーズ・トレーニングを行う。

下半身のチャクラとは...

 前回お話した「下半身のチャクラ」についてですが、人間に備わるエネルギーポイント・チャクラは7つといわれています。 ヨガは本来、悟りの境地をめざすために行われた修行ですが、現代においては、健康のため、美容のため、運動の一環として取り入れる方も多く、世界中で人気をよんでいます。

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下半身のチャクラを意識するポーズの代表例。ウチくるぶしの下・膝の裏・脚の付け根の3点を意識する。

 健康のため、美容のためには、下半身のチャクラを意識することが重要です。立つことも歩くことも下半身の意識がなくてはできません。下半身のチャクラを意識して、ヨガのポーズを正しく行うことで、健康だけでなく、骨盤が引き締まり、脚線美になるなど、もちろん美容面にも効果があります。「地に足をつける」という言葉があるように、現実世界でしっかりと人生を歩むためには、何より「グランディング・大地と繋がる」機能を司る、下半身のチャクラの意識が大切なのです。

武道とヨガ、中国拳法、気功の練習法には共通点が・・・

 私が「下半身のチャクラ」について学んだのは、ヨガの古典からではなく、武道家である主人の助言でした。武道・中国拳法・気功などの教本の中には、下半身にも「玉」などと呼ばれるエネルギーポイントについて一部記述があり、その知恵をヨガの鍛錬に役立てたのです。

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武道・前屈立ち
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YOGA・英雄のポーズ

 武道とヨガ、中国拳法、気功の練習法には共通点があります。
 エネルギーポイント・チャクラを捉えて行うという点と、カラダの使い方が非常に似ている型やポーズがいくつかあります。例えば、空手の前屈立ちと、ヨガの戦士のポーズ。見た目の形も良く似ていますが、いずれも骨盤を閉じて(仙腸関節を締める)、下半身のチャクラを捉え、ハムストリングスを使います。

 武道の型やヨガの多くのポーズの中には、下半身のチャクラを形成するためにつくられているものがいくつもあります。先人たちは、下半身のチャクラをしっかりと理解して、ヨガの鍛錬をつんでいたことでしょう。
 ポーズそのものの意味を頭とカラダで理解して、アーサナ(ポーズ)を行うことがとても大切なのだとわかりました。

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