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第1回 アメリカのヨガブームを受け日本でもヨガ市場は拡大している(1)

  • 2008年3月1日

 特別な行法によってチャクラにはたらきかけ、それぞれのチャクラの司る機能に精通しようとするヨガの流派、ラヤ・ヨーガ、別名クンダリーニ・ヨーガというものがあります。私たちは、意識的・無意識的に、チャクラを通じて生命エネルギーや感情・意思を受け取ったり送り出したり、あるいは別のものに作りかえたりしているのです。一般的にあげられる7つのチャクラ、それぞれに育つ意識があり、司る機能があります。 基底部から掲げると…

1.ムーラーダーラ・チャクラ:会陰のチャクラ(肛門と外陰部の間にある) 安定性・生存・根源的な欲求を司ります。
2.スヴァーディシュターナ・チャクラ:へそのチャクラ(おへそのたかさ) 創造力・意志力・性的能力・人間関係を司ります。
3.マニプーラ・チャクラ:みぞおちのチャクラ(みぞおちの奥) エネルギー・行動力を司ります。内臓機能が向上し、消化力が増す。
4.アナーハタ・チャクラ:胸のチャクラ[胸の中心] 無条件の愛・自然治癒力・感情表現を司ります。
5.ヴィシュッダ・チャクラ:のどのチャクラ
6.アジュニャー・チャクラ:眉間のチャクラ(第三の目とも言われる、眉間の奥・耳の高さ) 直観力・洞察力・智慧を司ります。頭脳明晰になる。
7.サハスラーラ・チャクラ:頭頂のチャクラ(頭のてっぺん、少し後ろ) 精神の啓示や至福の境地をもたらす。

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 この7つのチャクラには、重大な欠陥があります。下半身に対してのアプローチが全くないこと。熟練されたYOGAの指導者の中にも、O脚やX脚の方、脚全体が内転していたり、決して美しいとはいえない脚線である方がいらっしゃるのは、これが原因であると考えます。YOGAを長年やっているのに、外反母趾であったり、靴の減りがアンバランスだったりする方は、一度今行っているYOGAの行法や考え方から見直してみるといいかもしれません。

 本来、人間にとって下半身のチャクラ・中心軸は大切な要素です。私の運営するYOGA教室では、この欠陥を補うべく、下半身のどこにチャクラがあるのか、また、その意識をどう育てていくのかを指導するプログラムを組んであります。また初級クラスでは、7つのチャクラのうち、のどのチャクラにはふれません。その理由は、危険だからです。のどのチャクラを意識しすぎると、熱が上昇しすぎてしまうことがあります。アガリ症の人は腹を据えろというように、熱が上昇しすぎることは決してよくありません。特に他のチャクラが確立されていない初心者にとっては、むしろ必要ないといっても過言ではありません。他のチャクラの意識を育ててからふれるべきだと考えます。

 下半身のチャクラとその重要さについては、次回。

高橋由紀 プロフィール

港区台場にてヨガ教室を運営。チャクラとセンターの形成をはかり、誰もが自身の能力をのばしていかれるよう指導にあたる。夫と1歳になる娘と愛犬と暮らす働くママ。budokon(武道魂)日本人インストラクターの一人。毎日がYoga Life。最近、テレビ・ラジオ・雑誌等に出演機会も多い。
夫は整体サロン・eyuru[えゆる]院長をつとめる。ともにベビーマッサージ講習会・子供の能力開発やストレスマネジメントをはかるための教室・遊びや運動を通して親子のコミュニケーションをはかる活動等に取り組む。

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