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うちのバスタオルの話。「なんとなく」買わないことの意味って?

  • 2021年11月25日
  • レタスクラブニュース


皆さんは家でどんなバスタオルを使っていますか? バスタオルって、日々使うものの中でも特に吟味して選ぶべきアイテム、なんとなく買ってはいけないアイテムだと私は思っています。高級ホテルにあるような毛足が長くてふわふわのバスタオルは気持ちいいけれど、洗濯槽でかさばるし、乾きにくいし、収納場所もよけいに必要なので日常使いには不向き。いっそのことバスタオル自体を持つのをやめようかと思って「これからは体も、顔を拭くときと同じフェイスタオルで拭いてくれる?」と家族に言ったところ「え〜!?」という反応。その案は却下でした。

現在、わが家で使っているバスタオルは全部で4枚。「ファブリックプラス」というネットショップで毎年年末に一気に買い替えています。1年間使ってヨレヨレになったバスタオルは掃除のときに切って雑巾として使って処分。4枚とも同じ消耗具合なので、これは残す、これは捨てると取捨選択しなくていいのも「一気に買い替え」のよいところだと思っています。

私のバスタオル選びの条件は、まず薄くて乾きやすいガーゼ素材であること。また一気に4枚買い替えることを考えると低価格も大事(わが家のバスタオルは税込み1枚968円です)なポイントです。そして家族が「バスタオルといえばやっぱりこの大きさ」と思えるサイズ感も重要。さらに色は白。実はこのバスタオルには全19色のバリエーションがあり、サイトを見るとロゼ・ラベンダーやカフェオレ・ベージュなど、かわいい色味も多いのです。でも私の場合、一度色つきを選ぶと、買い替えるときに「次は何色にしよう?」と迷ってしまいそうです。正直、バスタオルの色にはそこまでのこだわりがないので、さっと選べて家の中で浮かない色=白(商品名はオフホワイト)に決めました。

「わが家のバスタオルはガーゼの白4枚」。そう決めたら買い替えるときに迷いがなく、いたってスピーディー。4枚とも同じものだから乾くタイミングも一緒。このバスタオルの定位置は浴室ドアの突っ張り棒で、洗って干したらまたここに戻すだけ。お風呂から出てさっと手に取れるのも便利なんです。

シンプルライフ研究家 マキ


不要なものは持たない「シンプルライフ」を通して、心に余白をつくる提案をする。雑誌やテレビなどで発信や講演活動も行なう。著書は『なくす家事』(小社刊)はじめ12冊。夫と中学生、小学生の女の子の4人家族。オンラインサロン「シンプルライフ研究会」主宰。

撮影/林 ひろし 編集協力/宇野津暢子 デザイン/河村かおり(yd)

文=レタスクラブ編集部

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