パキラという観葉植物をご存知ですか?
独特な風貌だけれど、至る所で飾られている愛好家の多い観葉植物で、育て方も簡単です。
今回は愛すべき観葉植物、パキラについて紹介していきます。
パキラとは中南米に分布するアオイ科の植物で、自然界では10mを超える大きさに成長する樹木です。
観葉植物として人気のある種で、世界中で栽培されています。
実はカイエンナッツと呼ばれ、食用にされていたこともありますが、微量の毒を含んでおり、多量に食べると中毒を起こします。
このため、今日においては食べられることはありません。
日光が当たらないと枝が細長く伸びてしまうので、日光が不足しないように注意します。
しかし日光が強すぎると葉焼けをおこす恐れがある為、日当たりのいい窓辺にカーテン越しに日光を当てるぐらいがちょうどいいです。
水分不足にも水のやり過ぎにも強いので、水やりはあまり気にする必要がなく、土が乾いたらしっかり水をあげれば大丈夫です。
冬の低温には弱いので、冬場は室内に入れます。
パキラは種からも増やせますが、より簡単なのが挿し木によって増やす方法です。
梅雨ごろに枝を切り落とし、土や水に挿しておけば根が出ます。
パキラは自然界では水辺にも生えている為、水耕栽培やハイドロカルチャーなどでも楽しむことが出来ます。
身近な観葉植物であるパキラとその育て方について紹介しました。
冬の寒さ以外は環境への適応性も高く、簡単に育てられるため、特に観葉植物を始めて育てられる方にオススメです。
もし興味を持たれた方は栽培に挑戦してみて下さい。
※トップ画像はPhoto by mindsさん@GreenSnap