ワールドカフェの後は、全員で振り返りの時間を持ちました。
”とぅーす”こと内藤さんは、話し合ったことを図に書いて共有してくれました。「戦争が一つの転機となって、幸せを満たすこととエネルギーを使う量の関係がおかしくなってしまったように思います。その結果、本当は必要ないエネルギーの消費が一方的に増えていったのではないでしょうか。そもそもの無駄を減らすことをみんなが考えていくことが出来れば、いつかエコとエネのバランスのとれた日がくると思います」
今まで実施したエコ×エネ・カフェに全て参加しているという”いそっち”こと磯部さんは「これまでは外国のことを聞くことが多かった。しかし、日本のいいこと、何ができるのかなど考えつかないことが多く、江戸がヒントとなったのが新鮮だった」という感想を共有してくれました。
ゲストの石川さんからは「皆さんとても関心が高く、楽しいひとときとなりました。今はエコに取り組もうとしても項目が多すぎて大変ですね。私の友人、養老孟司さんは『石油がなくなった方がいい、早く使い切ってしまおう』なんていっていますが、確かに石油がなくなれば、嫌でも生活が変わってきます。石油が高いと車に乗る人が減るから道もすく、運動不足や生活習慣病の人も減ってくるでしょう。そうすると、意外と暮らしやすくなるかもしれない、なんて。勝手なことばかり話してしまいましたが(笑)、「とても楽しかったです」という言葉をいただきました。ワールドカフェによる対話の時間は石川さんにとっても刺激的だったようです。