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芦ノ湖と富士山を眺めてリフレッシュ♪ 箱根の絶景日帰り温泉「龍宮殿本館」で何もしない贅沢なひとときを

  • 2024年2月13日
  • ことりっぷ


標高約700m。箱根の人気観光スポット・芦ノ湖畔にひっそりと佇む、穴場の日帰り温泉を見つけました。「龍宮殿本館」は、露天風呂や内風呂、休憩処など至るところから、さえぎるもののない芦ノ湖の絶景や富士山を眺められます。また、1938年創建の浜名湖ホテルを移築した建物は、国登録有形文化財にも指定。豪華な建築にわくわくしつつ、絶景と名湯を一度に味わい尽くす……。いつもでも記憶に残る、豊かな時間を楽しんで。
箱根の玄関口・箱根湯本から、バスに揺られること約30分。芦ノ湖沿いに広がる一大リゾート「箱根園」の中に、「絶景日帰り温泉 龍宮殿本館」はあります。
思わず目を奪われるこの建物は、京都・宇治にある「平等院鳳凰堂」がモチーフ。もともとは、昭和13年にクラシックホテルとして建てられた「浜名湖ホテル」を移築したもの。耐震工事による6年もの休業期間を経て、2017年に日帰り温泉施設としてリニューアルオープンしました。
ひときわ目を引くのは、突き当りにある中央階段。まるで社寺を思わせるような格天井や手すりなど、宮大工の匠の技を用いた意匠があちこちに。吹き抜けになった天井からは、六角形の行灯を組み合わせた、モダンな照明がぶら下がります。
そして階段には赤い絨毯が敷き詰められ、贅沢で味わい深い空間に。この階段は、自由に登ることが出来ます。2階へ行き、宮大工の技をじっくり眺めてみましょう。
自慢のお風呂は、駒ヶ岳山麓からこんこんと湧く「蛸川温泉」を使用。この温泉は、戦前から開発が行われてきましたが、実用化されなかったことから“幻の温泉”と言われてきました。現在「蛸川温泉」に入れるのは、箱根の中でも、ここ「龍宮殿」と「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」の2つだけ。幻の湯に身を委ねて、贅沢な湯を堪能しましょう。
大きな窓の外には、芦ノ湖と富士山が。広い湯船の開放感が、深いリラックスへと誘います。
露天風呂は芦ノ湖を望むダイナミックな景観が魅力。特に女性用の露天風呂は、芦ノ湖に向かって突き出した造りになっています。やさしい肌触りの温泉に浸かれば、野鳥の声や湖を渡るさわやかな風が心地いい♪ 露天風呂の湯面と芦ノ湖がシームレスにつながり、自分も自然の一部になっていくようです。
泉質は、pH値7.7のナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉。ぽかぽかと温まり、肌がしっとり潤う美肌の湯です。
また湯船に浸かりながら、芦ノ湖を行き交うクルーズ海賊船が見られるのも、この施設ならでは。海賊船を眺めながらの湯浴みは、わくわく感が高まります。
女性側のスチームサウナ室からは、外の景色を眺められるようになっています。芦ノ湖を見ながらじんわりと汗をかき、ゆるゆるデトックスしましょう。
一方、男性側にはフィンランドサウナがあり、蒸気を含んだ熱気でしっかり汗をかくことができます。こちらは、蓄積された体の疲れやストレスを解消するのにうってつけ。
お風呂上がりには、畳にテーブルと椅子を配した食事処へどうぞ。ゆったり広々とした空間で、和やかなひとときを過ごせます。
温泉に浸かって、おいしいごはんをいただいたら、休憩処でごろごろするのが至福。縁側の席は、絶景を独り占めできる特等席。忙しい日々を忘れて、時間がゆっくり流れる感覚を楽しんでくださいね。
龍宮殿本館から少し歩いた芦ノ湖畔には、ひっそりと山の神が鎮座しています。ここは、さまざまな開運を祈願できるスポット。フロントでオリジナル絵馬し、願いごとを書いたら、いざ山の神のもとへ。龍宮殿の守り神に、祈願成就のお祈りをしましょう。
満ち足りた時を与えてくれる「龍宮殿本館」。箱根へ行く際には、ぜひ訪れてみてくださいね。

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