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「ゲリラ豪雨」 Q&A解説

読み:
げりらごうう
英名:
Guerrilla Rain
  • Q: ゲリラ豪雨が起こる原因は?
    狭い範囲で短時間に多くの雨量をもたらすゲリラ豪雨は、なぜ起こるのだろうか?

    A: 狭い範囲で急に強く降り、数十分ほどで数十mmという多くの雨量をもたらすゲリラ豪雨は、集中豪雨と同じように活発化した積乱雲がもたらす。積乱雲が同じ場所で発生や発達を繰り返す集中豪雨の場合は何時間も降り続くことがあるが、ゲリラ豪雨の場合は不安定な大気の下で積乱雲が急速に発達し、短時間で局地的な豪雨となる。このため、発生の把握・予測が難しく、短時間で危険な状態に達し、避難する余裕がほとんどない。また、都市部で被害が発生しやすい。このため、各地でゲリラ豪雨による浸水や冠水の被害が起きている。

  • Q: ゲリラ豪雨から身を守るには?
    ゲリラ豪雨などの天候の急変から身を守る方法を教えてほしい。

    A: ゲリラ豪雨による被害は、次のような場所や状況で発生しやすい。1) 河川での急な増水により中州に取り残される、2) 地下街や地下鉄の駅構内に雨水が流れ込む、3) 地面より掘り下げられた立体交差(アンダーパス)や道路が冠水する、4) 地下室に閉じこめられる、その他。ゲリラ豪雨から身を守るには常に気象状況を把握して、レジャーなどで前記の場所にいる時はとくに気をつける。また、ゲリラ豪雨をもたらす発達した積乱雲が近づくと、1) 周囲が急に暗くなる、2) 雷鳴が聞こえる、3) 冷たい風が吹く、4) 大粒の雨が降る―といった「前兆」がある。普段から気象の変化を肌で感じるようにしよう。

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