A: 自然ふれあい施設は、全国で自然ふれあい活動の機会を提供している施設のことだ。公共施設としては、国立・国定公園内にあるビジターセンターや、ふるさと自然のみち、環境と文化のむら、自然観察の森、ふるさといきものふれあいの里などがある。環境省のホームページにある「自然大好きクラブ(NATS)」で、地域ごとの施設を検索することができる。
A: 旧環境教育推進法が2011年に全面改正されてできた環境教育等促進法には、大臣が環境教育の取り組みを支援する団体を指定する仕組みや、都道府県知事が自然体験の機会の場を認定する制度がある。都道府県内で行われる生物と触れ合う活動や、省エネ・自然エネルギーなどの環境保全に関する体験活動などが対象となる。埼玉県では、地主が所有する里山でNPOが自然体験ツアーを主催したり、事業主がリサイクル工場を小学校向けの見学に活用したりしている。