A: 水産庁は「魚の国のしあわせ」プロジェクトの一環として、魚などの水産物を簡単においしく食べられるように工夫した商品や食べ方、展示方法などを「ファストフィッシュ」として認定している。認定の流れは、商品の公募を水産加工品・調理品等と調味料の２部門について随時行い、「わたしたちのファストフィッシュ委員会」が月１回程度選定する。選定基準は、料理時間や買い物の手間が少なくて済む「手軽」さと、価格や内容量が手頃である「気軽」さなどだ。認定された商品にはロゴマークを表示することができ、同庁のホームページで公表される。
A: ファストフィッシュは、魚などの水産物を手軽に、気軽においしく食べられるように加工した商品や食べ方の総称だ。旬の魚を使った、レンジやフライパンで温めるだけですぐに食べられるおかずや、一味加えるだけで魚をおいしく食べられるしょう油やマヨネーズなど調味料の使い方などが対象となる。定番の調味料を水産品売り場に配置するとともにレシピを提示するなど、手軽に魚を食べるための工夫を行っているメーカーや販売店も多い。また、魚のさばき方教室など食育関連の活動を行っている団体もある。
