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「BSE」 とは

英名:
Bovine Spongiform Encephalopathy

BSEは、ウシの脳組織が空洞化し海綿状(スポンジ状)になる、中枢神経系の病気。Bovine Spongiform Encephalopathyの頭文字をとったもので、日本語では「牛海綿状脳症」と呼ばれる。BSEにかかると、2〜5年の潜伏期間を経て発病、脳組織にダメージを受けるため、正常に立っていられなくなり、発病後2週間から6ヶ月で死に至る。原因は通常のたんぱく質が異常化したことによると考えられている。BSEにかかったウシの頭部や脊髄などを食べると、人間に感染する場合があるとされていることから、世界的な問題となっている。わが国では2001年9月に発生が確認され、全頭検査やトレーサビリティシステムが導入された。2003年12月にアメリカでBSEになった牛が見つかり、アメリカからの牛肉の輸入が停止されたが、政治問題に発展し、両国の協議の結果、2005年12月12日に輸入再開が決まった。

Q&A

  • Q: アメリカ牛の輸入が再開されたが、問題点は?

    ほんとうに大丈夫なのだろうか。

  • Q: 乳製品は安全なのだろうか?

    牛乳、チーズ、バターなどの乳製品は?

  • Q: 外国での「変異型クロイツフェルト・ヤコブ病患者」の発生状況は?

    どの国で何人発生しているのだろう。

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