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「国内排出量取引制度」 Q&A解説

読み:
こくないはいしゅつりょうとりひきせいど
英名:
Domestic Emissions Trading System
  • Q: 国内排出量取引の実績は?
    国内排出量取引の実績を教えてほしい。

    A: 排出量取引の国内統合市場の試行運用における試行排出量取引スキームの達成状況を見ると、2011年度で57者(741万t-CO2)が達成している。一方、環境省の自主参加型国内排出量取引制度(JVETS)については、2012年11月末に終了した第6期の実績として、排出削減量が合計で7万811t-CO2、排出枠の取引件数が合計で46件、排出枠の取引量が合計で3万481t-CO2となった。目標保有参加者として58社が参加し、取引参加者及び過去のJVETS目標保有参加者のうち、排出枠をバンキングしたのは86社だった。

  • Q: JVETSとJ-クレジットの違いは?
    JVETSと似た名前の制度にJ-クレジットがあるが、違いを教えてほしい。

    A: 自主参加型国内排出量取引制度(JVETS)と似た名称の仕組みに「J-クレジット制度」がある。JVETSは、自主参加型の国内向け排出量取引制度で、温室効果ガスの排出削減に取り組む事業者に対して、排出削減の約束を条件として補助を行う。一方のJ-クレジットは、省エネ機器の導入によるCO2排出削減量や森林経営による吸収量を、国がクレジットとして認証するものだ。従来の国内クレジット制度とオフセット・クレジット(J−VER)を統合して、2013年4月に始まった。

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