A: 環境省と経済産業省は2012年6月、省エネ性能の高いLEDなどの照明製品の普及促進を図るキャンペーン「あかり未来計画」を開始した。メーカーや小売業者、消費者団体などから成る「省エネあかりフォーラム」と共同で進める。そのキックオフ会合では、関係団体に対して4年前に行った、2012年を目途に原則として全製品を省エネ性能の優れたものへ切り替えるという要請を再確認するとともに、新たな活動内容が発表された。具体的には、ウェブサイトやポスター、小冊子などによる広報を行うほか、コンビニエンスストアなどにキャンペーンのステッカーを配布する。今後、普及のためのイベントも企画している。
A: オフィスなどでデスクまわりなどの作業をする場所のことを「タスク」といい、周辺空間のことを「アンビエント」という。タスク・アンビエント照明は、作業場所に必要なだけの照度を与えるとともに、周辺空間にはやや低い照度を与える照明方式だ。実際には、いくつかのLED照明や蛍光灯などを組み合わせつつ間接照明を効果的に使用して、手元と部屋全体の明るさにメリハリを付けるような照明デザインを行う。すでに先進的なオフィスなどで採用されている。