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「国立環境研究所」 Q&A解説

読み:
こくりつかんきょうけんきゅうじょ
英名:
National Institute for Environmental Studies (NIES)
  • Q: 国立環境研究所では主にどんな研究が行われているの?
    国立環境研究所では多種多様な研究が行われているが、具体的な研究内容はどのようなものか。

    A: 国立環境研究所では、地球環境問題から地域の環境問題まで、環境に関する研究に総合的、学際的に取り組んでいる。第1期中期計画(目標期間:2001〜2005年度)の下では、地球温暖化の影響評価と対策効果や成層圏オゾン層変動のモニタリングと機構解明、内分泌かく乱化学物質及びダイオキシン類のリスク評価と管理、生物多様性の減少機構の解明と保全、東アジアの流域圏における生態系機能のモデル化と持続可能な環境管理、大気中微小粒子状物質・ディーゼル排気粒子(DEP)等の大気中粒子状物質の動態解明と影響評価―などに関する環境研究が行われた。また、第2期中期目標(目標期間:2006〜2010年度)に基づく第2期中期計画では、 「地球温暖化研究プログラム」、「循環型社会研究プログラム」、「環境リスク研究プログラム」、「アジア自然共生研究プログラム」の4つが重点研究プログラムとされている。

  • Q: UVの情報が携帯電話でチェックできるって本当?
    有害紫外線(UV)に関する情報を国立環境研究所が提供しているが、どのような内容だろうか。

    A: 国立環境研究所の一組織として、地球温暖化研究などを行っている地球環境研究センターでは、地球環境モニタリング事業の一環として、「有害紫外線モニタリングネットワーク」を組織し、有害紫外線(UV−B:280〜315nm)の地上への到達量を把握し、観測情報を社会に向けて発信している。同センターでは、WHOの有害紫外線の健康影響を表す指標である「UVインデックス」の速報値をホームページ上(http://www-cger2.nies.go.jp/ozone/uv/uv_index/index.html)で公開しているが、外出先やインターネット環境の無い場所でも手軽にUVインデックスがチェックできるように、「UVインデックス携帯サイト」(http://www-cger.nies.go.jp/k/uvindex/)を2006年9月から開設して、リアルタイムで提供している。情報提供方法は、その日のUVインデックスを3グループに色分けして表し、わかりやすくなっている。

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