地球環境問題から地域の環境問題まで、環境に関する研究に総合的、学際的に取り組む国立の研究所。1974年に発足した国立公害研究所を前身とし、1990年に全面改組されて現在の名称となった。略称はNIES。幅広い分野の専門家を擁し、環境に関する研究と技術開発を進め、わが国の環境政策の企画・立案や各種基準の設定などに関する科学的基盤の提供を行ってきた。その後、2001年4月に特定独立行政法人として新たに発足。2006年4月に通常の独立行政法人へと移行し、現在、2010年度までの第2期中期目標に基づき研究や情報提供を行っている。また、組織内に地球環境研究センターなどの専門研究機関があるほか、インターネットによる環境情報の提供も行っている。
国立環境研究所では多種多様な研究が行われているが、具体的な研究内容はどのようなものか。
有害紫外線(UV)に関する情報を国立環境研究所が提供しているが、どのような内容だろうか。