熱海・渚町に「ボタニカフラワースクール」 特産品使い思い出を形に

  • 2025年5月1日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 ワークショップを提供する「ボタニカフラワースクール」(熱海市渚町)がオープンして、5月1日で半年がたった。(熱海経済新聞)

 キャンドルやアクセサリーを作る体験教室(関連画像5枚)

 長野県出身の多田泰子さんが、東京と長野に次ぐ3拠点目として開いた同スクール。熱海の店舗では、熱海で取れる植物を使い、熱海をイメージしたキャンドルやアクセサリーを作る体験教室を開催している。多田さんは「熱海観光に来た土産として、自分で作った作品を持ち帰ってもらいたい。幅広い年齢層のお客さまが来店している」と話す。

 店内には、ワークショップの素材にも一部を使用するさまざまな植物を飾る。多田さんは「サステナブルや環境をテーマにしている。廃棄される素材や規格外の農産物を買い取り、売り上げの一部を未来の子どもたちのための施設に寄付している」と話す。

 体験メニューは、直径10センチほどのキャンドルの中に好きな植物を選んで詰める「ボタニカルキャンドル」(1個4,400円)、ガラスの中に小さな森を作る「苔(こけ)と花のテラリウム」(バルーンサイズ=5,500円、ドームサイズ=6,600円、トールサイズ=7,700円)、熱海の海と空をイメージした色のドライフラワーをガラスの中にデザインするテラリウムと植物をリング状に加工したものを作る「ドームテラリウム&リング作り」(3,650円)など。キャンドルは固まるまでに1時間ほど待ち時間が必要で、配送にも対応する。キャンドルやアクセサリーなどは販売もする。

 多田さんは「熱海は景色が美しく、昔ながらの物と新しい物が交じり合う面白い町。かんきつ類やヤシの木など、熱海で育つ植物や特産物に触れることで発想が豊かになった。材料にはこれまで使った梅やあたみ桜のほか、これからの季節はジャカランダやブーゲンビリアなど、もっといろんな熱海の素材を使って地域活性化に貢献したい。植物が好きな地元の人にも興味を持ってもらえれば」と話す。

 営業時間は10時~16時。体験教室は予約優先。

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