- 読み:
- どうぶつほご
- 英名:
- the Prevention of Cruelty to Animals
「動物保護」という用語は、そのまま読めば、身近な動物の愛護から、野生動物の保護やその生息地の保全まで幅広い意味をもつものだ。しかし一般的には、ペットなど身近な動物についての保護や動物実験などをめぐる議論で使用される。この意味での動物保護の分野では、日本には「動物の愛護及び管理に関する法律」(動物愛護管理法)があり、家庭動物や展示動物、実験動物、産業動物など、人との関わりのある動物を対象に、動物の虐待防止や適正な取り扱い方などが定められている。2005年にこの法律は改正され、動物虐待への罰則が強化されるなど規制強化がはかられている。国際的にもさまざまなガイドラインが整備されている。