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「二輪車リサイクルシステム」 とは

読み:
にりんしゃりさいくるしすてむ

オートバイなどの二輪車は、2005年に施行された自動車リサイクル法の対象外だ。オートバイの適正処理と再資源化を進めるため、メーカーと輸入業者は同法の施行に先立ち、「二輪車リサイクルシステム」を2004年10月から開始した。参加しているのは、本田技研工業、ヤマハ発動機、スズキ、川崎重工業の国内メーカー4社と、輸入業者11社だ。同システムに基づき、2008年度は2898台が引き取られた。その約半数が一般ユーザーによる廃棄二輪車取扱店への持ち込みだ。

オートバイを廃棄しようとする人は郵便局などでリサイクル料金を支払った上で、二輪車を全国に約190カ所ある指定引取窓口か、同じく約1万5000店ある廃棄二輪車取扱店に持ち込む。リサイクル料金は、国内メーカー4社は4120円に設定しており、輸入業者は各社ごとに設定している。2004年10月1日以降に出荷された二輪車には一部を除きリサイクルマークが付いており、このマークのある車両については廃棄時にリサイクル料金を負担する必要がない。事前にマークの有無を確認しておくことが必要だ。なお、2011年10月からはマークの有無にかかわらず、リサイクル料金の支払いが不要となる。

同システムでは、ハンドルや車体、エンジン、ガソリンタンク、車輪が一体となっていれば二輪車としての可動・不可動にかかわらず引き取ってもらえる。ただし、各パーツがバラバラになった状態では引き取ってもらえない。引き取り対象となる二輪車の種類や廃棄二輪車取扱店は、(財)自動車リサイクル促進センターのホームページで検索することができる。

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