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「環境パフォーマンス評価」 とは

読み:
かんきょうぱふぉーまんすひょうか
英名:
Environmental Performance Evaluation (EPE)

企業などの組織における環境に関する活動や実績を、定性的、定量的に評価する手法のこと。環境パフォーマンスとは、自らが発生させている環境への負荷やそれに係る対策の成果のことを指す。企業が事業活動に関する環境配慮を進めていく上で、環境パフォーマンスを的確に把握し、評価することは欠かせない。しかし、評価に用いられる指標が事業者ごとに異なっていては、環境パフォーマンスを比較したり、評価したりすることが難しくなる。

国際的な標準規格を策定しているISO(国際標準化機構)は、環境パフォーマンス評価のガイドラインをISO14031として策定している。ISO14031は1999年に発行し、2013年に改訂版が発行した。環境パフォーマンス評価は、基本的には環境マネジメントシステム(EMS)と同様に、PDCAサイクルによって運用され、評価される。

日本では、環境省が2000年に「事業者の環境パフォーマンス指標」を策定し、2002年に「事業者の環境パフォーマンス指標ガイドライン」として改訂した。同ガイドラインはその後、「環境報告ガイドライン(2007年版)」に統合された。一方、同省は、中小企業などEMSを構築していない事業者が環境保全活動に取り組むツールとして、「エコアクション21」を策定し、普及を図っている。

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