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「アジア水環境パートナーシップ」 とは

読み:
あじあみずかんきょうぱーとなーしっぷ

アジア地域における水環境管理の促進を目指して設立されたネットワーク。略称をWEPAという。2003年に開催された第3回世界水フォーラムで、環境省が水環境管理改善の自主的取り組みとして打ち出した。日本や中国、韓国、カンボジアなど13カ国が参加し、水問題を通じて地球の将来について考え、行動につなげていくことを目的として活動している。

世界的に水問題が深刻化しているが、問題の中身は国や地域によって異なる。日本が位置するアジアモンスーン地域にも、地域特有の水問題がある。そこで、アジア諸国が一体となり、水環境保全のための技術開発やデータベース構築などに取り組むためにWEPAができた。ほぼ毎年、年次会合が開催されており、2013年2月にはカンボジアで第8回年次会合が行われた。

WEPAは、参加国が生活排水処理対策を効果的に進めるため、最新技術や政策対応についての情報を提供している。また、気候変動と水環境に関する情報の共有も行っている。市民団体との連携にも熱心だ。

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