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海野和男のデジタル昆虫記

ヒューイットソニィーキララシジミの占有行動

ヒューイットソニィーキララシジミの占有行動
2010年01月19日

ヒューイットソニィーキララシジミ(ヒューイットソンキララシジミ)の学名はPoritia hewitsoni。19世紀のイギリスの博物学者William Chapman Hewitsonに由来する名前なのだろう。Hewitsonは日本のオオムラサキの命名者でもある。
キララシジミの仲間はアジアの熱帯に分布しているのだが、観察しにくいチョウである。それは木の上に住むチョウで、見られる場所に下りてくる時間が限られるからだ。よく行くマレーシアでもほんの数回見たことがあるだけで、写真に撮ったことはなかった。今回の目的の一つはこの美しいシジミチョウに会うことだった。
 キララシジミは、朝に低いところに下りてきて翅を開いて占有行動をとる。その時間は午前9時前後の30分ぐらいの間、実際には天気がよすぎて15分ぐらいしかない日もあった。
 そこには2種類のキララシジミがいるのだが、ヒューイットソニー キララシジミがテリトリーを張る場所は東側が林で、林の影が平原に落ちて日陰になっている場所から数メートル離れた日当たりのよい場所が多いようだ。といっても2回見ただけだから正確ではないけれど・・・
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