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海野和男のデジタル昆虫記

エリキノイデスキララシジミの占有行動

エリキノイデスキララシジミの占有行動
2010年01月20日


ヒューイットソニィーとエリキノイデスの2種類のキララシジミは同じ場所にいる場合、占有場所が微妙に異なるようだ。よい場所が限られるときは、ヒューイットソニィーが若干早く活動することで、棲み分けている。早くといっても15分ぐらいだけれど。
 ヒューイットソニィーは主に光と影の交差する辺りが好きなようだ。エリキノイデスの方は林によく日が当たる南や西向きの林の縁でテリトリーを張っていた。他のオスがくると激しく争うので、落ち着いて撮影しにくい。そしてあっという間にその活動時間は終わってしまうのだ。
 エリキノイデスキララシジミは変異が多いというが、真ん中の写真のようにずいぶん黒ずんだ個体がいる。何匹か見たのだが、すべて極めて小さかった。栄養が悪いと黒くなるのか?それとも何か遺伝的なものなのだろうか。ちょっと不思議に思った。


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