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今週末(4月13日・14日)の桜見頃はここ!東・西日本の7分咲き〜満開を迎えるお花見名所ガイド

  • 2024年4月12日
  • Walkerplus

記録的な早さで開花した2023年に比べ、かなりスローペースな2024年の桜も九州ではすでに散り始めている。桜前線は本州を北上、関西や東海、北陸、甲信越から関東にかけてはまさに今が満開だ。東北でも満開から7分咲きを迎えている桜スポットが見られる。現時点の予想から、早ければ今週末(4月13日・14日)に7分咲き〜満開の桜を楽しめそうな、人気お花見スポットをピックアップする。
※各スポットの見頃は2024年4月10日時点の情報です。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
※そのほかの内容は取材時点の情報です。

■【関西・中国】今週末(4月13日・14日)満開の桜を楽しめそうな名所

■【兵庫県】夙川河川敷緑地(夙川公園)の桜 / 夙川沿いに約1660本の桜が咲き誇る
開花状況:満開(※2024年4月10日現在)

河川全体が公園として整備されている都市公園。1949年(昭和24年)に、辰馬卯一郎市長の提唱で1000本の桜が植栽され、川の両岸に南北2.8kmに桜並木が続く。現在はソメイヨシノを中心に約1660本の桜があり、「さくら名所100選」にも選ばれている。



■【滋賀県】海津大崎の桜 / 琵琶湖の湖岸沿い4キロに及ぶ桜のトンネル
開花状況:満開(※2024年4月10日現在)

「日本のさくら名所100選」にも選ばれている海津大崎の桜。樹齢80年を超える老桜から次世代へ引き継ぐ若木まで、約800本の華麗なソメイヨシノがびわ湖岸約4キロにわたり続く。例年見頃は4月上旬となり、近畿圏では遅咲きの桜名所として知られる。



■【岡山県】津山城(鶴山公園)の桜 / 津山城と桜の豪華な風景が楽しめる
開花状況:満開(※2024年4月10日現在)

日本の「さくら名所100選」に選定されており、岡山県屈指の桜の見どころ。立派な石垣を背景に豪華絢欄に咲き乱れる桜は迫力満点。ライトアップされた夜桜を眼下に見る風景も幻想的でおすすめ。津山さくらまつり期間中は、津山ホルモンうどんなどのご当地グルメが楽しめるほか、土・日曜にはさまざまな催しが行われる。今年は桜の開花が遅れたため、2024年3月23日~4月7日を予定していた開催を4月14日(日)まで延長している。



■【奈良県】長谷寺の桜 / 1000本の桜が咲き競う花の御寺
開花状況:満開(※2024年4月10日現在)

奈良県桜井市にある長谷寺は真言宗豊山派の総本山の寺で、十一面観音を本尊とし、西国三十三所観音霊場の札所として信仰を集めている。「花の御寺」の愛称があり四季折々に花ごよみが境内を彩る。桜の名所としても有名。3月下旬から4月下旬までソメイヨシノ、山桜、しだれ桜、寒緋桜、御衣黄、紅枝垂、奈良の八重桜など多種の桜が咲き誇り、一帯を春一色に染め上げる。北朝光明法皇の御庵跡にあるしだれ桜は、一見の価値がある。

本堂の舞台からは境内の桜全体を眺めることができ、その景色はまさに絶景。3月1日〜7月7日(日)の日程で本尊大観音特別拝観、春季寺宝展が開催されている。



■【京都府】平安神宮 神苑の桜 / 京都を代表する紅枝垂の名所
開花状況:満開(※2024年4月10日現在)

広大な池泉回遊式庭園で、国の名勝に指定されている京都の平安神宮 神苑。四季折々に風光明媚な姿を見せるが、春は谷崎潤一郎の「細雪」にも登場する紅枝垂が美しく咲き誇る。神苑に足を踏み入れると、天蓋のように空を覆う圧倒的な光景が広がるが、足を進めて東神苑の栖鳳池の水面に浮かぶ景色も必見だ。

桜の時期には期間限定で「桜朱印」や、桜(はな)みくじ、紅の雲(桜餡八つ橋)などの桜記念品が授与される。4月15日(月)には例祭、4月16日(火)には例祭翌日祭、例祭奉祝神賑行事などの行事も行われる(※詳細は公式サイト等でご確認ください)。



■【島根県】チェリーロードの桜 / 新日本街路樹百景にも選ばれた桜スポット
開花状況:満開(※2024年4月10日現在)

まるでピンクのトンネルのような桜並木が加賀(佐波)から野波まで5キロにわたって続いている。その桜の木の数は約700本。海も臨め、海と桜のコントラストは圧巻。晴れた日には遠く隠岐の島をくっきりと見渡すことができる、新日本街路樹百景にも選ばれた桜スポットだ。海の景色と桜を一緒に楽しめる爽快なドライブコースが続き、自動車で走るのもおすすめ。



■【東海・北陸・甲信越】今週末(4月13日・14日)満開の桜を楽しめそうな名所

■【新潟県】高田城址公園の桜 / 約4000本の桜が夜の高田城址に映える日本三大夜桜
開花状況:満開(※2024年4月10日現在)

高田城址公園とその周辺を含めて約4000本の桜が咲き誇る。ライトアップされた三重櫓とぼんぼりに照らされて映える桜の美しさは、日本三大夜桜のひとつに数えられている。例年ライトアップは18時から21時まで実施(桜最盛期22時まで)。2024年3月29日~4月14日(日)の期間で「第99回高田城址公園観桜会」が開催される。



■【愛知県】桜ネックレスの桜 / 約60種1400本の多様な桜を観賞できる
開花状況:満開(※2024年4月10日現在)

稲沢市平和町域では桜の代表品種ソメイヨシノのほか、全国でも珍しい約60種類、約1400本の里桜が、日光川桜づつみ、須ヶ谷川桜づつみなど桜並木でつなぐ「桜ネックレス」と、その一角に位置する小公園を中心に、毎年色鮮やかに咲き誇る。3月上旬に咲く琉球寒緋桜に始まり、5月上旬に咲く奈良八重桜までの長い期間、数多くの品種の桜を楽しめる。



■【静岡県】冨士霊園の桜 / 長期間にわたり桜のトンネルを楽しむことができる
開花状況:満開(※2024年4月10日現在)

「日本さくら名所100選」にも選ばれた敷地面積213万平方メートルの広大な公園墓地。参道にはソメイヨシノ、山桜など約3500本の桜が植えられ満開時には多くの人で賑わう。霊園参道は奥へ行く程標高があるので、長い間素晴らしい桜の花のトンネルを楽しむことができる。



■【岐阜県】寺尾ヶ原千本桜公園の桜 / 満開になるとピンク色のトンネルができる
開花状況:満開(※2024年4月10日現在)

一直線の県道沿いに2キロも続く桜の並木道。1000本もの桜が満開になると見事な花のトンネルを見せてくれる。満開になるころには並木沿いに「ぼんぼり」が飾られ多くの人で賑わう。夜には幻想的にライトアップされた夜桜を鑑賞することができる。



■【福井県】足羽山公園の桜 / 散策に最適な公園で3500本の桜をのんびり眺める
開花状況:満開(※2024年4月10日現在)

「日本さくら名所100選」に選ばれ、約3500本の桜が咲き誇る。園内にはフィールドアスレチックとミニ動物園を備えた足羽山公園遊園地や植物園、神社、市内を展望できる名所などが点在し、のんびりした散策に絶好のロケーションとなっている。桜の開花期間中18時~22時にはライトアップもされ夜桜が楽しめる。今年は桜の開花時期が遅れたため、2024年3月23日~4月7日開催の第39回ふくい桜まつりは4月14日(日)まで延長となっている。



■【関東】今週末(4月13日・14日)7分咲き〜満開の桜を楽しめそうな名所

■【埼玉県】熊谷桜堤の桜 / 江戸時代から知られる桜の名所が今も人々を魅了する
開花状況:満開(※2024年4月10日現在)

約500本のソメイヨシノがおよそ2キロに渡り咲き誇り、圧巻の光景。日本さくら名所100選のひとつ。土手には桜と同様に、菜の花が寄り添うように咲き続く。桜の淡い薄紅色と、菜の花の生命力あふれる黄色の光景は、息をのむ美しさ(※菜の花は自生のため開花しないこともあります)。駅から徒歩5分と好アクセス。2024年3月25日〜4月14日(日)で熊谷さくら祭を開催。期間中は18時〜21時まで夜桜のライトアップを行なっている。



■【群馬県】赤城南面千本桜 / 約1.3キロの市道が満開時には桜のトンネルに
開花状況:7分咲き(※2024年4月10日現在)

「さくら名所100選の地」(公財 日本さくらの会)に選ばれ、毎年、多くの観光客が訪れる、前橋市を代表する桜の名所。「赤城南面千本桜」と呼ばれる並木には、隣接する「みやぎ千本桜の森公園」を含めて、1000本を超える桜が咲き誇り、満開時には見事な桜のトンネルを見ることができる。2024年3月30日~4月14日(日)には、赤城南面千本桜まつりが開催。桜まつり期間中は日没から21時30分までライトアップが行われる(※桜の開花状況により変更あり)。



■【茨城県】常陸風土記の丘の桜 / 1カ月に亘る桜のリレー、しだれ桜のトンネルは必見
開花状況:満開(※2024年4月10日現在)

日本一の獅子頭があることで有名な常陸風土記の丘は、桜の名所でも知られている。ソメイヨシノ、しだれ桜、八重桜(牡丹桜)と、約1カ月にわたり桜のリレーを見ることができ、なかでもカーテンのようなしだれ桜は見どころだ。2024年3月23日~4月21日(日)には、常陸風土記の丘さくらまつりを開催。飲食ブースが特設される。【2024年のさくらまつりではライトアップは行いません】



■【東京都】浜離宮恩賜庭園の桜 / 桜そよぐ浜御殿
開花状況:満開(※2024年4月10日現在)

潮入の池と二つの鴨場をもつ徳川将軍家の庭園で、江戸時代は江戸城の「出城」としての機能を果たしていた。11代将軍家斉の時にほぼ現在の姿の庭園が完成した。明治維新後は皇室の離宮となり、名称も浜離宮となった。1945年(昭和20年)に東京都に下賜され、整備のうえ1946年から一般公開。1952年11月には周囲の水面を含め、国の特別名勝及び特別史跡に指定された。園内には約26種、80本の桜が植えられている。

ソメイヨシノの見頃は3月中旬から4月上旬、八重桜の見頃は4月中旬となっているため、3月中旬から4月中旬まで色とりどりの桜が楽しめる。



■【千葉県】亥鼻公園の桜 / 千葉城と桜の見事なコラボレーション
開花状況:満開(※2024年4月10日現在)

千葉常胤が居を構えた千葉発祥の地、猪鼻山に造られた公園で、市民の憩いの場として親しまれている。園内にはソメイヨシノが約90本咲き誇り、2024年3月23日~4月5日で千葉城さくら祭りが開催された。



■【東北】今週末(4月13日・14日)7分咲き〜満開の桜を楽しめそうな名所

■【宮城県】柴田町船岡城址公園の桜 / 宮城県内で唯一「日本さくら名所100選」に選ばれる
開花状況:満開(※2024年4月10日現在)

明治維新まで柴田氏が居住した館跡で、東北有数の桜の名所として知られる。1300本以上の桜があり、2023年で100周年を迎えた白石川堤一目千本桜と共に宮城県内で唯一「日本さくら名所100選」の地に選ばれている。桜のトンネルを走る片道305メートルのスロープカーがあり、船岡平和観音像の立つ山頂からの眺めは絶景だ。

2024年3月29日〜4月11日開催の「2024しばた桜まつり」は、今年は開花が遅れたことから4月14日(日)まで延長。期間中は各種露店やステージイベントも実施され、18時00分〜21時にはライトアップも行われる。



■【宮城県】白石城本丸広場の桜 / 白石城を囲み200本を超える桜が開花する
開花状況:7分咲き(※2024年4月10日現在)

白石城(別名:益岡城、桝岡城)は、白石市の中心部にあった平山城。仙台藩の南の要衝であり、関ヶ原の戦い後、明治維新までの260余年間、伊達家の重臣片倉氏の居城となった。明治7年に解体されたが、伊達政宗の片腕として名をはせた片倉小十郎景綱の偉業を偲び、平成7年に三階櫓(天守閣)と大手一ノ門・大手二ノ門が史実に基づき復元された。また、同敷地内にある「白石城歴史探訪ミュージアム」では、片倉家ゆかりの品々などの展示をしており、立体ハイビジョンシアター、白石市の特産品などを販売する売店、白石温麺などを味わえるお食事処などもある。

2024年4月1日(月)~21日(日)には「白石城桜まつり」が開催。期間中は21時までライトアップも行われる。



■【福島県】霞ヶ城公園の桜 / 霞のように咲き乱れる2500本の桜
開花状況:7分咲き(※2024年4月10日現在)

霞ヶ城の別名を持つ二本松城跡を公園とした花の名所。公園内には、ソメイヨシノをはじめとした大小約2500本の桜が咲き誇り、その名のとおり霞がかったような美しさを堪能できる。2024年4月3日(水)~5月6日(振休)に霞ヶ城公園桜まつりを開催。期間中の18時~21時でライトアップも行われる。



■【岩手県】水沢公園の桜 / 樹齢350年のヒガン系桜の古木群は県の天然記念物
開花状況:7分咲き(※2024年4月10日現在)

1888年(明治11年)、蓑虫山人(みのむしさんじん)が設計したとされる水沢公園には、樹齢350年前後のヒガン系桜の古木群があり、県の天然記念物に指定されている。春にはソメイヨシノ、しだれ桜、エドヒガンなど約400本以上の桜が咲き乱れる。2024年4月5日~27日(土)には「水沢公園桜まつり」が開催され、期間中は園内で花見食堂・露店が出店するとともに、夜の園内にはボンボリの灯りが灯され夜桜を楽しめる。



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