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「改めて癒やされる」読者の声に感謝。さくらが主役「漫画版にゃん旅鉄道」について、駅長に聞いてみた!

  • 2024年4月29日
  • Walkerplus

「ねこが働く駅」として知られる福島県の会津鉄道・芦ノ牧温泉駅を舞台に、働くねこたちの様子を紹介する「にゃん旅鉄道」。福島中央テレビの情報番組「ゴジてれ Chu!」内で放送されている約1分間の短いコーナーながら、TVerでは4年間で総再生数170万回を突破し、なんと映画も公開された。

「にゃん旅鉄道~さくらの物語~」は、そんな「にゃん旅鉄道」をモチーフにした創作漫画。妹ねこの「さくら」を主人公に、猫たちの日常や実話をもとにしたエピソード、四季折々の美しい風景を、イラストレーターで漫画家のゆきよみさん(@yukiyomi333)が丁寧に描く。

今回は、人間たちが疲れを癒やす「あったかい水」と「ご馳走」があるという「芦ノ牧温泉」に興味津々のさくら。小さなさくらがぴーちとともに大冒険へ出発…!

芦ノ牧温泉駅の駅長・小林美智子さんに、漫画の感想や実際のさくらの様子、そして芦ノ牧温泉の魅力について聞いてみた。
■「らぶの頑張りも終わりになるのかな…」と思っていたところ、漫画がはじまった
テレビ、映画と全国的に有名になった「にゃん旅鉄道」。しかし、多くの方が愛してくださったらぶが亡くなって、「らぶの頑張りも、もう終わりになるのかな…」思っていました。ですがこうやって漫画になって、今でもらぶ、ぴーち、さくら、ばすさんを応援してくださる方々がこれを読み、「改めて癒やされる」「これからも続けてほしい」「どんな形でもいいから、ばす、らぶ、ぴーち、さくらのことを発信し続けてほしい」との声を届けてくれました。私たちも漫画化は心からありがたいと思っております。

さくらは生後一カ月から数カ月間、ケージの中で1匹で過ごしていました。時々ケージの外に出すと、生前のらぶや次男のぴーちに付いて歩いていましたが、どちらかといえば1匹でいる方が好きなのかもしれません。マイペースなのでしょうか…よく食べ、よく寝る子です。食いしん坊で天真爛漫な漫画のさくらを見て、「わかるわかる、あるある!」と感じています。

今回登場する「芦ノ牧温泉」は、山あいの大川ラインをのぞむ静かな温泉街で、数軒のホテルや旅館が独自のアイデアを出しています。それぞれのお風呂にも味わいがあり、ペットと一緒にお泊りできる旅館もあって、おすすめです。ちなみに芦ノ牧温泉観光協会はこの温泉街にあり、駄菓子屋さんを併設しています。ぶらり散歩「いちいの小路」1.2キロのコースを少し歩いて汗を流して温泉に入るのもよし、温泉に入った後は上げ膳据え膳で何もせずに食べて寝るのもよし。最高の時間を過ごせますよ。

読者の皆様に笑顔でホッコリして頂いたり、時にはそっとさくらの気持ちに寄り添って頂いたりできる漫画を、私たちも楽しみにしています。可愛いさくらちゃんは今、駅で元気にお兄ちゃんの分まで奮闘中です。さくらとぴーちがず~っと永く健康で過ごせるように私たちも見守って参りますので、これからも応援をよろしくお願い致します。

雄大な自然のなか、すくすくと成長していくさくら。駅長だったらぶに教えてもらったことや寄り添ってくれる次男・ぴーちの存在、そしてたくさんの人と関わるなかで、少しずつ働く意志も芽生えていく。さくらの今後と会津鉄道・芦ノ牧温泉駅の美しい風景を、これからも楽しみにしてほしい。


取材・文=石川知京

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