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“ラノベの聖地”誕生 世界最大級のライトノベル図書館「マンガ・ラノベ図書館」がリニューアルオープン

  • 2021年7月13日
  • Walkerplus

埼玉県所沢市・ところざわサクラタウンの文化施設「角川武蔵野ミュージアム」にて7月8日、『マンガ・ラノベ図書館』のリニューアルセレモニーが行われた。

■各出版社の協力も経て、蔵書も約3万5000冊に拡大
『マンガ・ラノベ図書館』は、KADOKAWAのほぼすべてのライトノベルや、セレクトされたコミック、児童書など約2万5000冊を収蔵する“日本でいちばんライトノベルが読める図書館”として、昨年8月1日の開館以来、多くの人々が足を運んでいる。

今回のリニューアルに際して、蔵書の増加や棚の増設、館内装飾などの改装を実施。またKADOKAWA以外の出版社の協力を得て蔵書も約3万5000冊にまで拡大した。

■ラノベ界の「アレキサンドリア図書館」に
式典に参加した講談社代表取締役社長・野間省伸氏は「ラノベ界のアレキサンドリア図書館のように、すべてをそろえて後世に残す。後世の人はかつての英知から新たなインスピレーションを得る。そんな未来のために、これからもア ーカイブとしてのラノベ収集にご尽力頂ければと、弊社としても期待をしております」と今後の発展への期待感を語った。

■親子2代で楽しめる「マンガ・ラノベ図書館」
公益財団法人角川文化振興財団理事長・角川歴彦氏は「私たちが構想したマンガ・ラノベ図書館がライトノベルの専門的なアーカイブをもつ図書館になりました。これは日本の図書館のなかで唯一無二であり、これからの日本の文化の新しい顔になります。そしてここでは、書店ではできないようなキャンペーンやイベントを行って参ります。ライトノベルも数十年が経って親子2世代で楽しむものになりました。私もここには週に何回か来ますが、親子で本を読んでいる風景はとても心が温まります。本好きな日本人のある種の原風景を象徴していると思います」と“日本文化を担う”ライトノベルの可能性を示した。

■モデル・十味さんも登壇しライトノベル好きを公表!
「日本文芸を支えてきたライトノベルが好きだ」という、モデルの十味(とうみ)さんは「ラノベの出会いは、中学生のころ友達に薦められた『バカとテストと召喚獣』という本だった」と当時を述懐。「インターネットが普及した昨今、本と向き合う機会も少なくなっていますが、このマンガ・ラノベ図書館を訪れてみて、私が中学一年生の頃に初めてラノベを開いた時のような、そんなドキドキやワクワクがまた味わえるんじゃないかと思いました」と締め括った。

■ラノベファンのためにライトノベル関連商品約1000点
このリニューアルにあわせて同じフロア(角川武蔵野ミュージアム1階)に、ライトノベルや関連グッズを購入できる販売コーナー「ダ・ヴィンチストア『マンガ・ラノベ図書館』サテライト店」がオープン。今後ますますファンのニーズに応える「ライトノベルの聖地」となることは間違いないだろう。

※角川武蔵野ミュージアムへの入館は完全事前予約制です。公式サイト(https://kadcul.com/)よりチケット購入ができます。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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