歴史ある建造物と四季折々の自然が溶け合う、京の街。晩秋には鮮やかな紅葉に彩られ、時を超えた美しさに！ その雅な風景は世界中から訪れる人々を魅了しています。今回は京都市にある４つの紅葉名所をご紹介します。昼はもちろん、ライトアップされた夜の紅葉も必見ですよ。この時季にしか見られない古都の絶景に、逢いに出かけてみませんか？
※お出かけの際は、各施設、イベントの公式ホームページで最新の情報をご確認ください。
「清水の舞台（から飛び降りる）」で有名な、世界遺産のお寺です。秋は、舞台が張り出す本堂がまるで紅葉の海に浮かぶよう。真っ赤に染まったもみじと荘厳な国宝・本堂や三重塔が調和する風景、とくに奥の院からの眺めは絶景です！ 「秋の夜間特別拝観」では、清水寺から放たれる幻想的な青い光が古都の街並みを優しく照らします。この一筋の光は観音さまの慈悲をあらわしているのだそうです。またこの時期には「月の庭」で知られる成就院庭園も特別公開。澄んだ空気に輝きを増す月光と、時が止まっているかのような美しい庭を、心静かに楽しんでみては。
音羽山 清水寺（おとわやま きよみずでら）の紅葉
■所在地：京都府京都市東山区清水1-294
■問い合わせ：075-551-1234
■紅葉の種類：ヤマモミジ
■見頃時期：例年/11月下旬〜12月上旬 今年/11月下旬〜12月上旬
※ 『清水寺 秋の夜間特別拝観』開催情報はこちら
※詳細は公式サイトをご参照ください
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永観堂 禅林寺（えいかんどう ぜんりんじ）は、京都の数ある紅葉名所のなかでも「もみじの永観堂」として千百有余年の歴史をもつ古刹です。古今和歌集をはじめ幾多の文化人の賞賛を受け親しまれてきた、詩情あふれる紅葉！ 池泉回遊式庭園や多宝塔など、境内ではさまざまな趣の紅葉風景と出逢えますよ。12月3日（日）まで開催される「秋の寺宝展」では、国指定重要文化財「長谷川等伯筆『波濤図』全12幅」などが特別公開されます。また期間中の夜間にはライトアップもおこなわれ、境内には昼とは異なる幽玄の紅葉世界が浮かび上がります。
永観堂 禅林寺の紅葉
■所在地：京都府京都市左京区永観堂町48
■問い合わせ：075-761-0007
■紅葉の種類：イロハモミジ、オオモミジ、ノムラモミジ
■見頃時期：例年/11月中旬〜11月下旬 今年/11月中旬〜11月下旬
※『秋の寺宝展』・『ライトアップ』開催情報はこちら
※詳細は公式サイトをご参照ください
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まもなく開園100周年。四季を通じて多種多様な植物を見ることができる「生きた植物の博物館」です。秋は紅葉するイロハモミジ、黄葉するイチョウ、オレンジ色のランシンボクなど、都市部にいながら多彩な紅葉がたっぷり楽しめます。「なからぎの森」周辺の池の水面に映える約200本のイロハモミジや、あじさい園付近のフウの大木の鮮やかな紅葉は絶景！ 夜はライトアップもおこなわれます。イロハモミジやメタセコイア、イチョウなどさまざまな木々が光に浮かぶ姿をご堪能ください。また期間中は、世界のめずらしい熱帯植物を身近に観賞することができる「観覧温室」が夜間無料開室されますよ。
京都府立植物園の紅葉
■所在地：京都府京都市左京区下鴨半木町
■問い合わせ：075-701-0141
■紅葉の種類：イロハモミジ、メタセコイア、ニシキギ、フウ、ランシンボク
■見頃時期：例年/11月中旬〜12月中旬 今年/11月中旬〜12月中旬
※詳細は公式サイトをご参照ください
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学問の神さま、菅原道真公をおまつりする全国の天満宮、天神社の総本社です。境内には豊臣秀吉公が築いた土塁「御土居（おどい）」の一部が残っていて、秋深まると、樹齢400年を超える「三叉のもみじ」など約400本のもみじが艶やかに色づきます。紙屋川にかかる朱塗りの太鼓橋「鶯橋」や、茶室の梅交軒に設けた舞台、国宝・御本殿をはじめ境内を一望できる展望所からの眺めは絶景！ 雅なフォトスポットがいっぱいですよ。「もみじ苑」の紅葉狩りは、利休の風流が味わえる茶菓子付き。夜はライトアップされて、昼とは異なる幻想的な紅葉が楽しめます。
北野天満宮の紅葉
■所在地：京都府京都市上京区馬喰町
■問い合わせ：075-461-0005
■紅葉の種類：イロハモミジ、ハウチワカエデ、ノムラ、オオモミジ、イチギョウジ
■見頃時期：例年/11月中旬〜12月上旬 今年/11月中旬〜12月上旬
※『史跡御土居のもみじ苑』公開情報はこちら
※詳細は公式サイトをご参照ください
京都ならではの美しい秋を満喫してみてはいかがでしょうか。
紅葉狩りには『tenki.jp 紅葉見頃情報』『tenki.jp お出かけスポット天気』の情報も、ぜひお役立てください。
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