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この秋は家族で登山はいかが?電車で行ける登山コース4選【関西編】

  • 2023年11月14日
  • tenki.jp

秋も深まってきて、1,000m以下の低山でも紅葉が見頃を迎える季節になってきました。体を動かすのにもちょうどいい気温ですので、家族みんなで秋山登山はいかがでしょう。関西には電車で行ける魅力的な登山コースがいくつもあり、この時期ならではのにぎわいを見せています。

そこで今回は、電車で行ける登山コース4選として、関西でアクセスしやすいおすすめの登山コースをご紹介します。小さなお子さんでも登れる山から、少し体力がいる山まで幅広く紹介していきますので、ぜひこの秋の思い出づくりの参考にしてください。

山頂の観音岩からの景色が美しい「交野山」

交野山は大阪と京都の中間にある低山で、山頂からは大阪も京都も望むことができます。登山コースがいくつもある山ですが、電車でアクセスするなら津田駅からスタートして、国見山経由で交野山を目指すのがおすすめ。標高も低いのでハイキング感覚で歩けます。

見どころは山頂にある観音岩と呼ばれる巨岩。梵語が刻まれており、かつては信仰の山であったことがわかります。修行者が身を清めたとされる源氏の滝の近くにも梵語が刻まれています。ちなみに山頂からご来光を見ることもでき、交野八景のひとつとして親しまれています。

都道府県:大阪府
標高:341m
ルート長:約6.8km(津田駅-国見山-交野山周回コース)
アクセス:JR片町線(学研都市線)津田駅下車すぐ

標高も低くて小さなお子さんと一緒でも登れます
標高も低くて小さなお子さんと一緒でも登れます


紀州富士とも呼ばれる自然豊かな名峰「龍門山」

豊かな自然を感じながら歩けるのが、地元では紀州富士として親しまれている龍門山です。花や紅葉が美しく、楠木正成がこもったとされる風穴や県指定天然記念物の磁石岩など見どころがいくつもあります。そして天気が良ければ山頂からは淡路島を望むこともできます。

しっかりと整備された3つのハイキングコースがあるのも、おすすめの理由のひとつ。ルート長が少し長いものの、駅から登山口までの約2kmは傾斜も少なくて歩きやすく、登山初心者でも普段から運動していれば問題なく登れます。

都道府県:和歌山県
標高:756m
ルート長(往復):約11.4km(粉河駅-田代峠往復コース)
アクセス:JR和歌山線粉河駅下車すぐ

自然をより感じるためにもよく晴れた日の登山がおすすめ
自然をより感じるためにもよく晴れた日の登山がおすすめ

360度の眺望が広がる関西百名山「白髪岳」

白髪岳は別名「丹波富士」とも呼ばれる美しい山で、関西百名山としても知られています。山頂は360度の眺望が広がり、北摂や播州の山々まで望むことができます。また秋には登山コースのあちこちで紅葉を楽しめるのもおすすめポイントになります。

登山口直後から急な登り坂があり、岩場などの箇所があるものの、ゆっくり焦らず登れば問題ありません。ただし、白髪岳から松尾山に向かうルートは滑りやすく、やや難易度が上がるため、危険を感じるようなら縦走を諦めて、古市駅に引き返しましょう。

都道府県:兵庫県
標高:721m
ルート長:約7.4km(古市駅-篠山口駅縦走コース)
アクセス:JR福知山線古市駅下車すぐ

少し難易度は高めですが達成感のある登山コースになっています
少し難易度は高めですが達成感のある登山コースになっています

風にそよぐ花すすきが美しい人気の山「岩湧山」

草原が広がる岩湧山の山頂には、秋になると花すすきが見頃を迎えます。さらに山頂の見晴らしもよく、空気が澄んだ晴れた日には六甲山や淡路島まで見ることができ、四季折々の自然を感じられることもあって、年間を通じて多くの登山客が訪れる山でもあります。

登山コースが多く、さまざまな角度からアプローチできますが、電車でアクセスするなら紀見峠駅から歩きはじめるのがおすすめです。やや距離が長く、6時間近く歩くことになるため、できるだけ早い時間にスタートしましょう。

都道府県:大阪府
標高:897m
ルート長(往復):約11.7km(紀見峠駅往復コース)
アクセス:南海電鉄高野線紀見峠駅下車すぐ

秋になると花すすきが一面に広がり非日常の空間を楽しめます
秋になると花すすきが一面に広がり非日常の空間を楽しめます

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